“SPF” の検索結果 – Mailtrap https://mailtrap.io Modern email delivery for developers and product teams Wed, 29 Oct 2025 10:04:57 +0000 ja hourly 1 https://mailtrap.io/wp-content/uploads/2023/01/cropped-favicon-1-32x32.png “SPF” の検索結果 – Mailtrap https://mailtrap.io 32 32 実際に試して比較!優れたMailgun代替サービス6選の検証結果 https://mailtrap.io/ja/blog/mailgun-alternatives/ Mon, 27 Oct 2025 16:43:34 +0000 https://mailtrap.io/?p=49829 Mailgunの代替サービスをお探しですか? この記事を読めば、あなたにぴったりのサービスが見つかるはずです!

わざと中古車の販売員のような口調であなたに語りかけてみました。

公平にこの記事を書くことは不可能だと承知しておりますので、ぜひ読者の方々に読み続けていただくようセールストークで始めさせていただきました。なお、最初に念のためお伝えしておきますが、この記事はMailgunを悪く見せたり欠点に焦点を当てたりするものではありません。

早速ですが、このトピックについて掘り下げていきましょう。あなたにとっての最高の代替サービスが見つかることを祈っております。

免責事項:本記事ではソフトウェアカタログの評価、価格、機能を参照しています。これらは執筆時点での情報であり、読者の皆様が記事を読む時点では変更されている可能性があります。

メール配信の準備はできましたか?
Mailtrapでメールを送信

Mailgunの代替サービス:概要

  • Mailtrapのメール配信システム: トランザクションメール、一斉送信(バルク)メール、マーケティングメールを大規模に送信する企業に最適。高いメール配信到達率と詳細な分析機能に重点を置いています。
  • SendGrid: 大量のトランザクションメールやマーケティングメール、開発者向けAPI、SMTPが必要な企業向け。
  • Amazon SES: 他のAWSサービスをすでに利用している企業、またはシニアフルスタック開発者向け。
  • MailchimpTransactional Email (旧 Mandrill): Mailchimpのメールマーケティングサービスを既に利用している企業向け。単独製品ではなくアドオンである点に注意。
  • Brevo: メールサービスに加えてCRM機能を求める企業向け。
  • Postmark: 強力なトランザクションメールサービスが必要で、別途ストリーム経由での一括(バルク)メール送信オプションを求める企業向け。
製品名無料プラン料金体系
Mailtrap月間3500通月額15ドルから(1万通)
SendGrid1日あたり100通月額15ドルから(1万5,000通)
Amazon SES最初の12か月間:月間3,000通従量課金制:1,000通あたり0.10ドル + 追加料金
Mailchimp Transactional Email500通無料トライアル(更新不可)メールブロックあたり20ドルから
Brevo 1日あたり300通月額9ドルから(5,000通以上)
Postmark無料トライアルのみ$15から

Mailgun代替サービスの比較基準

重要なのは、各ツールを自社のビジネスニーズに照らし合わせて客観的に評価することです。そしてたとえビジネスが急成長しても、過剰な支払いが不要なサービスを見つけることが必須です。

冒頭の中古車販売員のような話しぶりに少し戻りますが、面倒な作業は全て私が代行し、お客様にご検討いただくカテゴリーを厳選し、技術的な専門用語をあまり使わない形でガイドラインにまとめさせていただきました。

この記事を最後までお読みいただければ、ご自身のビジネスに最も合うサービスが見つかるはずです。😀

メールインフラストラクチャ

おそらくこれが最も重要な要素でしょう。最高の自動化フローやAIアシスタントなど、さまざまな優れた機能が搭載されているサービスを利用していても、メールが受信トレイに届かなかったり、未配達で滞留したり、リクエスト過多でサービスがダウンしたりしまっては意味がありません。

したがって、主に以下の点に焦点を当てると良いでしょう。

配信率

5つのチェック項目と当社のテスト結果をご紹介する前に、まず前提条件を述べておきます。送信ドメインがブラックリストに登録されておらず、基本的に信頼できる送信者であることを仮定しています。そうでない場合は、まずレピュテーションの改善に注力することをお勧めします。

優れた配信率を誇るサービスには以下が必須です。

  1. DNSレコードによるメール認証(DKIM、SPF、DMARC)。
  2. スパム苦情とバウンスの明確な監視機能。
  3. Webhookによるリアルタイム通知機能へのアクセス
  4. 受信者管理と主要リストのセグメンテーションのための抑制リスト
  5. 専用IPアドレスオプション(自動またはガイド付きウォームアップ機能付きが理想的)

お約束通り、徹底的に配信到達性テストを実施いたしました。技術的な詳細は割愛いたしますが(詳細はこちらをご覧ください)、全てのテストは以下を含む同一条件下で実施しています。

  • 無料プラン
  • 共有IP
  • 同一メールテンプレート(TitanApps社提供)
  • 受信トレイ到達率確認のためのシードテスト

結果は以下の通りです。

SMTPサービスメール配信結果
Mailtrap受信トレイ: 78.8%
タブ: 4.8%
迷惑メール: 14.4%
未着: 2.0%
Amazon SES受信トレイ: 77.1%
タブ: 1.9%
迷惑メール: 20.0%
未着: 1.0%
Mailgun受信トレイ: 71.4%
タブ: 3.8%
迷惑メール: 23.8%
未着: 1.0%
SendGrid受信トレイ: 61.0%
タブ: 1.0%
迷惑メール: 17.1%
未着: 20.9%
Postmark受信トレイ: 83.3%
タブ: 1.0%
迷惑メール: 14.3%
未着: 0.9%

ご留意事項

Mailchimp Transactional Emailがテスト対象に含まれていない旨、ご了承ください。今回のテストで除外した理由は、第一に当該サービスはMailchimpのマーケティングサービスへのアドオンであるためです。第二に、無料のMailchimpプランでは、このサービスへのデモにしかアクセスできないため、他社と同様のテスト環境を確保できない可能性があったためです。

ですが、このアドオンは既にMailchimpエコシステムを利用しているユーザーにとって依然として優れた選択肢なので、本記事ではMailchimp Transactional Emailについて言及しております。

信頼性

信頼性とは、無料プランであってもサービス中断が皆無もしくは極めて少なく、稼働率が高いサービスを指します。ちなみに本記事で紹介した代替サービスは全てこの条件を満たしています。ただしご自身で調査されたい方のために、確認すべきポイントを以下に示します。

  1. 複数のサーバー設置場所および(または)データセンター。
  2. ダウンタイムを最小化し、単一障害点を回避するシステム。
  3. フェイルオーバー機構と負荷分散(例:MailtrapのActionMailer balancer)。
  4. ネットワーク冗長性(基本的には複数のプロバイダーからの代替ネットワーク経路と接続)。

スケーラビリティ

スケーラビリティとは、増加するメール需要に対応するサービスの容量を指します。同時に、需要が増加に莫大なコストが伴わず、ボトルネックなく安定して運用されることも重要です。

もちろんこの項目は前述の信頼性⬆️と密接に関連しています。

今回はさらに一歩踏み込み、本記事で取り上げる各サービスの拡張性に関するあらゆる情報を調査いたしました。具体的には公式ドキュメント、ステータスページ、一般的な苦情など、あらゆる情報を確認しています。

結論として、すべてのサービスは高いスケーラビリティを備えていることが分かりました。一部のサービス(例:Mailchimp)では、大量利用時の料金が高額になる可能性がある点がデメリットと言えるでしょう。しかし専用IPの利用を前提とすれば、特に問題が生じることはないはずです。

価格

トランザクションメールサービスは無料プランから有料プランまでさまざまな料金のものがあります。本記事をお読みの皆様の予算や要件は私は把握しておりませんので、Mailgunの代替サービスを選ぶ際は、シンプルに以下の点をご検討ください。

  • 長期的な予算
  • 妥協できる機能(すぐには必要ない機能という意味です)

上記を踏まえ、透明性のある料金体系を提供するプロバイダーを探してみてください。初期費用が多少高くても、適宜将来、簡単かつ素早くスケールアップできるサービスを選択しましょう。

トランザクションメールの送信

トランザクションメールは通常即時配信が求められ、顧客にとってブランドとの最初の接点となるケースが多いものです。例えばウェルカムメール、パスワード変更通知、注文確認メールなどがこれに該当します。したがって、強力なトランザクションメール機能を備えたサービスの利用は重要です。

でも、トランザクションメールについてのうたい文句が本当に事実に基づいているかどうかは、どうやって判断すべきでしょうか?

まずは公式ドキュメント、特にAPI連携に関する資料を確認します。公式SDKを含む充実したドキュメントがある場合は、良質なサービスである可能性が高いでしょう。

さらに、掲示板やニッチなウェブサイトをくまなく調べて、ワークフローに影響する可能性のある事柄や既知のサービス障害がないかを確認します。問題がなければ次のステップへ進みます。

次のステップは、代替サービスがMailgunのMCPサーバーのような利便性向上機能を提供しているかの確認です。これがあるとトランザクションメールの送信が容易になります。例えばMCPの場合、SendGridはメールマーケティング向けのものを提供している一方、Mailtrapはトランザクションメール送信に特化した優れたものを提供しています。

マーケティングメールの送信

マーケターとして重視すべきポイントを以下にまとめました。当然ながら、配信到達率が高く、トランザクションメール対応を提供していることが前提です。以下に要点を示します。

  1. セグメンテーション機能:基本的な配信停止リストから高度なキャンペーンセグメンテーションまで、受信者を適切に管理できればエンゲージメントとコンバージョン率の向上につながります。
  2. メールデザイン機能:ドラッグ&ドロップインターフェースは大幅な時間短縮になります。さらにHTML編集機能や既存テンプレートのアップロード機能も必須でしょう。
  3. 自動化オプション:複数のキャンペーンを様々な接点から管理する場合、適切なタイミングで顧客にアプローチできるメール自動化ツールは有用です。視覚的な自動化ビルダーと直感的なトリガー設定を備えたサービスが理想的でしょう。
  4. 送信ストリームの分離一斉送信(バルク)/マーケティングメール とトランザクションメッセージを別々のストリームで管理できれば、特に共有IP環境における配信到達性を保護できます。本記事で取り上げるサービスの内、MailtrapとPostmarkの2サービスが分離ストリームを提供しています。
  5. A/Bテスト: どのメッセージ、コピー、メール形式がオーディエンスに最も響くかを検証する上で、A/Bテスト以上に有効な方法はないでしょう。

追加のヒント:ほとんどのサービスには何らかのAIアシスタント機能が備わっています。A/Bテスト用の件名や文案のバリエーションをブレインストーミングする際や、自動化フローの支援に、AIアシスタント機能は最も有益です。ただし、これらの機能は通常基本プランでは利用できない点にご注意ください。

メールデザイン

メールデザインについては既に上で少し言及しましたので、このセクションでは最も重要な点を再確認したいと思います。

メールテンプレート対応のデザインはいまや標準機能なので、全サービスで利用可能です。ただし、HTMLメールエディターやドラッグ&ドロップ式メールビルダーは提供されていないサービスもあるので、ぜひご確認ください。

一般的な話になりますが、ご自身が最も使いやすいソフトウェアを選ぶことをオススメします。また、ほぼいつもドラッグ&ドロップを使う予定の場合でも、テンプレートのHTMLにアクセスできるサービスを選ぶと良いでしょう。というのも、アクセスできればテンプレートをより柔軟に利用でき、よりうまく制御できるようになるからです。

最後に、プラットフォーム内で保存・管理できるテンプレートの数を忘れずに確認しましょう。

カスタマーサポートとユーザー体験

理想的なのは、チャット、メール、電話サポートなど複数のチャネルを提供するサービスです。

低価格プランではメールまたはチケットサポートのみが提供される場合がある旨、ご注意ください。その場合でも、サポートの対応が迅速であれば、これは大きな問題にはならないでしょう。サポートの対応速度を確認するには、各サービスのSNSをチェックして、スタッフがユーザーとどのようにコミュニケーションを取っているか、特に否定的なコメントがあるかどうかを調べてみてください。おおよその対応速度を把握できるかと思います。

また前述の通り、ニッチな掲示板やウェブサイトは情報の宝庫です。カスタマーサポートについてだけでなく、一般的なユーザー体験についても色々情報を得られるでしょう。

でも率直に申し上げますと、ユーザー体験はあなたの専門性にも依存します。例えばAmazon SESを絶賛する開発者もいますが、仮にご利用になる方がマーケターの場合、Amazon SESのサービスを使いこなすのはほぼ不可能でしょう。したがって、お使いになるサービスを決める前にご自身のニーズとワークフローを慎重に評価することが重要です。

Mailgunのベスト代替案:Mailtrapのメール配信システム

G2: 4.8 Capterra: 4.9

Mailtrapのメール配信システムのホームページ

Mailtrapのメール配信システム は、大量のメール送信を行う企業向けに設計されており、開発チームやマーケティングチームに最適です。本サービスは、以下の要素で構成されています。

特に強調したい主なメリットは以下の通りです。

  • 設計段階から高い配信到達率を実現
  • 業界最高水準の分析機能
  • 24時間365日の有人サポート
  • 主要プログラミング言語向けSDK
  • ドラッグ&ドロップ式メールビルダー
  • メールテンプレートエディター
  • メールテンプレートテストモード
  • 直感的な連絡先管理
  • AIコンテンツ支援とMCPサーバー統合

MailtrapとMailgunの比較

MailtrapとMailgunの機能詳細比較は下記の表をご確認ください。または総合ガイドもご参照ください。

機能名Mailtrap Mailgun 
週次レポート自動メール通知API 呼び出し
配信到達率専門家へのアクセス全ユーザーが無料オンデマンド
詳細統計個別のダッシュボードフィルタリングのみ
メールのテスト受信トレイ、チーム管理、エンドツーエンドのメール検査機能を備えた統合ソリューション + 自動テスト用APIテストモードのみ
専用IPアドレスありあり
全体像を把握できるダッシュボードありなし(色分けチャート)

MailgunからMailtrapへの移行をご検討中の方は、詳細ガイドをぜひご覧ください。

価格

  • 無料プラン:
    • 月間3,500通
  • Basicプラン:
    • 月間1万通:15ドル
    • 月間5万通:20ドル
    • 月間10万通:30ドル
  • Businessプラン:
    • 月間10万通:85ドル
    • 月間25万通:200ドル
    • 月間50万通:300ドル
    • 月間75万通:450ドル
  • Enterpriseプラン:
    • 月間150万通:750ドル
    • 月間250万通:1,250ドル
    • 月間500万通:2,000ドル
  • カスタム
    • 500万通以上/月:要相談

ここでは、月間10万通という典型的なリクエストを例に、簡単な比較を行います。ここに記載されている他のすべてのプランについても同様の比較を行います。

Mailtrapの個人プランでは、月額30ドルで月間最大10万通のメール送信が可能です。1ユーザーライセンス、最大5万件の連絡先、メール配信API/SMTPのフルアクセス、メールマーケティング機能、2段階認証(2FA)、24時間365日サポートが含まれます。

月額85ドルのBusinessプラン(月間10万通)にアップグレードすると、最大1,000ユーザーのライセンス、SSO、専用IP、優先サポートが追加されます。特筆すべきは、送信ドメインに問題が発生した場合にMailtrapアカウント全体を保護する「SaaSセーフガード」ポリシーが含まれる点です。

これは確かにMaigunの74ドルのFoundationプランより高額ですが、含まれる機能を考えると、お買い得と言えるしょう。

カスタマーエクスペリエンス

お客様がMailtrapをいかに高評価しているかについて熱く語ってもいいのですが、「百聞は一見に如かず」なので、実際のユーザーコメントのスクリーンショットをご紹介します。これ以外にも他の場所で、Mailtrapについての生の声をぜひご確認してみてください。

X上の実際のMailtrapユーザーコメント
出典: X
X上の実際のMailtrapユーザーコメント
出典: X
X上の実際のMailtrapユーザーコメント
出典: X

メリット

  • 高度なメール配信・テスト機能
  • 24時間365日対応の配信到達率サポートチーム
  • GDPR準拠およびISO 27001認証
  • リアルタイム配信状況アラート
  • 詳細なパフォーマンス追跡と分析機能
  • 迅速なカスタマーサポートと高度なナレッジベース

デメリット

  • 無料プランでは専用IPアドレスが利用不可

SendGrid

G2: 4.0 Capterra: 4.2

SendGridホームページ

SendGridは、多くの統合オプションを備えた拡張性の高いメールサービスを必要とする企業にとって優れた選択肢です。また、マーケティングキャンペーンとトランザクション(ユーザートリガー型)キャンペーンを一つのプラットフォームで管理するのにも適しています。

SendGridとMailgunの比較

Mailgunと比較すると、SendGridはより包括的な分析機能を備えており、個人的には特にAPIに関するドキュメントがより充実していると感じています。ただしシンプルな2段階認証が必要な場合は、Mailgunの方が適しているでしょう。執筆時点では、SendGridはAuthyとSMSのみをサポートしており、どちらも電話番号に紐づいているため、チームで作業する場合に不便を感じる可能性があります。

料金体系

マーケター向けと開発者向けのプランに分かれた複数の階層から選択可能です。どちらにも無料プランがあり、運用開始に必要な費用は以下の通りです。

  • マーケター向けプラン:月額15ドルから
  • 開発者向けプラン:月額19.95ドルから。

SendGridの料金体系は一見シンプルに見えますが、実際には様々なアドオンやアップセルが存在し、価格が大幅に上昇する可能性がある点に注意が必要です。

例として、月額34.95ドルのEssentialsプランでは月間10万通までのメール送信が可能です。ただしユーザーシートは1席のみ、SSO非対応、専用IPなしとなります。これらを利用するには月額89.95ドルのProプランへのアップグレード、または追加オプションの購入が必要です。

比較対象として、Mailgunの75ドルのFoundationプランでは月間10万通のメール送信が可能で、マルチユーザーアクセス(制限の記載なし)と専用IPが含まれます。ただしSSOは利用できません。これはMailgunの90ドルのScaleプランで提供される機能で、追加オプションとしても利用できません。

メリットとデメリット

メリット

  • 豊富なサードパーティ連携機能
  • 包括的な技術文書とAPIサポート
  • エンタープライズレベルの送信者に対応
  • 詳細な分析機能(ただし習得に時間がかかる可能性があります)

デメリット

  • 初心者には設定が複雑な場合があるでしょう
  • 低価格プランの顧客向けカスタマーサポートの対応が遅い場合があるようです
  • 自動化機能はAdvancedプラン(マーケティング製品)でのみ利用可能です

Amazon SES

G2: 4.3 Capterra: 4.7

Amazon SES ホームページ

Amazon Simple Email Service (SES) は、Amazon Web Services (AWS) が提供するクラウドベースのメール送信サービスです。

このサービスを使えば、スケーラブルで信頼性が高く、コスト効率に優れたソリューションを使ってのメールの送受信が可能になります。SESではトランザクションメールや一斉送信(バルク)メールの送信が可能で、AWS Management Console、AWS SDK、またはSMTPおよびAPIインターフェースを通じてアクセスできます。

大量のメールを処理できるように設計されているため、定期的に大量のメールを送信する企業にとって理想的な選択肢でしょう。本サービスが提供する主な機能は以下の通りです。

  • カスタマイズ可能なメールヘッダーとタグ
  • 自動メール送信
  • メールバウンスおよび苦情処理
  • メールアドレスおよびコンテンツのフィルタリング
  • 複数送信ドメインのサポート
  • 専用IPオプション

Amazon SESとMailgunの比較

Amazon SESは信頼性、拡張性、コスト効率性に重点を置いています。比較的ベーシックなメールプロバイダーですが、トランザクションメールには適しているかもしれません。でも、送信レピュテーションを積極的に追跡し、メールの影響を測定する必要がある成長企業には不十分でしょう。

この点において、Mailgunはメールパフォーマンスの追跡や送信データの管理に関する幅広い機能を提供しています。したがって、SESを適切に運用できる信頼性の高い開発チームがいない場合は、Mailgunは堅実なチョイスと言えるでしょう。

料金体系

SESの料金体系は非常に複雑です。ここでは基本を説明しますが、実際の費用を把握するには公式料金ページを必ずご確認ください。

Amazon SESは従量課金制で、送受信メール数と転送データ量によって料金が変動します。最低料金帯では、送受信メール1000通ごとに0.10ドルが課金されます。

例として、10万通のメール送信コストを比較してみましょう。単純計算では10万通×0.10ドル=10ドルとなり、ここで紹介する他のサービスと比べ圧倒的に安価です。しかし実際には、それほど単純でも安価でもありません。

というのも、これは送信メールのみの料金だからで、受信メール、グローバルエンドポイント、Mail Manager機能(アーカイブなど)は別途課金されます。さらにEC2のデータ転送量に応じて追加料金が発生する可能性があります。

これらを全て考慮すると、より正確な見積もりは15〜25ドルの間となります。でもやはり、再度公式の価格ページをご確認ください。全てをセットアップして稼働させるために費やす開発者の時間も考慮に入れる必要があります。

メリットとデメリット

メリット:

  • Amazon.comと同じインフラストラクチャ上で構築
  • 従量課金制
  • 他のAmazon Web Servicesやシステムとの柔軟な連携
  • 高度なサポートオプション

デメリット:

  • 分析機能とA/Bテスト機能が限定的
  • 基本プランにおけるカスタマーサポートが限定的
  • メールテンプレートビルダーがない
  • あまりユーザーフレンドリーではない
  • 効果的な設定と使用には高度な技術知識が必要

Mailchimp Transactional Email

G2: 4.2 Capterra: 該当なし

Mailchimp Transactional Emailのホームページ

前述の通り、これは独立したサービスではなく、Mailchimpのトランザクションメール用アドオンです。

このサービスを使うとMailchimpで利用可能なマーケティング自動化ツールや機能を活用し、メールマーケティングとトランザクションメールを一元管理できます。主な機能は以下の通りです。

  • カスタマイズ可能なメールテンプレート
  • A/Bテストおよび分割テスト
  • メールスケジュール設定
  • 自動化されたメールキャンペーン
  • リアルタイム追跡とレポート
  • クリックと開封の追跡
  • 購読管理
  • バウンスと購読解除の処理
  • スパム苦情対応
  • 専用IPアドレス

Mailchimp Transactional EmailとMailgunの比較

このサービスは、パーソナライズされた1対1のEコマースや、定期購読者向けに他のアプリケーションからのメール送信を重視する企業に適しています。

一方、メール送信に関するより高度な制御とデータが必要な企業には、Mailgunが提供する高度な分析機能と配信追跡機能の方が適しているでしょう。

料金体系

Mailchimp Transactional Emailはメール送信量に基づくブロック単位の料金体系を採用しています。例えば、月間10万通のユーザートリガー型メールを送信する場合、4ブロック分の料金である80ドルを支払う必要があります。

これの良い点は、ブロックをまとめて購入すればするほど単価が安くなる点です。ただし、これに加えてMailchimpのマーケティングプラン費用も考慮する必要があります。

結局のところ、Mailgunの方がはるかに安価になるでしょう。Mailgunなら月間10万通のメール送信は75ドルで、専用IP、マルチユーザーアクセス、2段階認証、長期ログ保持などもプランに含まれます。さらに、Mailgunはアドオンではなくスタンドアロンのツールです。

メリットとデメリット

メリット:

  • 高い配信到達率
  • パーソナライズされた1対1のECメールやアプリケーション生成メールに対応
  • Mailchimpと連携され、便利で使いやすい
  • 信頼性と拡張性に優れたメール送信機能

デメリット:

  • 開発者向け機能に制限あり
  • 大量メール送信時のコストが高め
  • アナリティクスとA/Bテスト機能が限定的

Brevo

G2: 4.5 Capterra: 4.6

Brevoホームページ

Brevo(旧Sendinblue)は、トランザクションメール、一斉送信(一括・バルク)キャンペーン、マーケティングオートメーションをサポートする多機能なメールプラットフォームです。SMTPとAPIの両方に対応し、メールマーケティングとCRM、SMSツールを一元管理したいチーム向けに充実した機能を提供しています。

Brevoの主な機能は以下の通りです。

  • メール自動化ワークフロー
  • ドラッグ&ドロップ式キャンペーンビルダー
  • トランザクションメールAPIとSMTP中継
  • SMSおよびWhatsAppメッセージング
  • 組み込み型CRMとコンタクトセグメンテーション

BrevoとMailgunの比較

Mailgunと比べて、Brevoはマーケティングとオールインワンコミュニケーションに重点を置いています。開発者向けのツールはそれほど高度ではありませんが、メール、SMS、CRMを一元管理する必要がある場合には、Mailgunよりはるかに優れていると言えます。

料金体系

Brevoの無料プランは非常に寛大で、1日最大300通のメールを永久に送信可能です。有料プランは5,000通で月額9ドルからです。ニーズに応じてスケールアップでき、自動化機能は上位プラン限定ですが、エントリーレベルのプラン内容は非常に優れています。

では、10万通のメール送信が必要な場合はどうでしょうか?

この場合、Brevoでは2つの選択肢があり、概要は以下の通りです。

  1. Starterプランにはマーケティングメール、トランザクションメール、Brevoブランド表示が含まれます。ブランド表示の削除には月額10.80ドルかかり、専用IPアドレスやSMS/WhatsAppには追加料金がかかります。メール送信のみの料金は月額69.00ドルです。
  2. Businessプランでは、マーケティングユーザー1名追加とランディングページ1ページが利用可能です。最大500件のプッシュ通知、A/Bテスト機能、Brevoブランディングの非表示が含まれていて、月額129.00ドルです。

ここでもMailgunの方が安価に見え、Brevoには隠れたコストがあると思われるかもしれません。でも、ユースケースを慎重に検討して、Brevoでは複数のコミュニケーションチャネルとランディングページがサポートされていることを考慮しましょう。これら全てを一元管理する必要がある場合、Brevoの料金は相応だと言えるでしょう。

メリットとデメリット

メリット:

  • マーケティングとトランザクション機能を統合したオールインワンプラットフォーム
  • 充実した無料プラン
  • 直感的な操作性
  • SMSとWhatsAppメッセージング機能を含む

デメリット:

  • 純粋なトランザクションメールツールと比較して開発者向けドキュメントが限定的
  • 配信到達率はPostmarkやMailgunほど安定していません
  • 自動化機能の利用には上位プランが必要です

Postmark

G2: 4.6 Capterra: 4.9

Postmarkホームページ

Postmarkは、APIまたはSMTPサーバーを介してメールを送受信できるトランザクションメールおよび一斉送信(一括・バルク)メールサービスです。メールのパフォーマンスを把握するのに役立つ信頼性の高い機能の数々と、使いやすさで知られています。

Postmarkの主な機能は以下の通りです。

  • リアルタイムメール配信追跡
  • バウンス率とスパム苦情データの分析
  • 開封・クリック追跡
  • カスタマイズ可能なテンプレート
  • 各種Webhook

PostmarkとMailgunの比較

Mailgunと比較すると、Postmarkはよりユーザーフレンドリーなインターフェースと、より包括的な分析オプションを提供しています。でもMailgunの方が送信上限が高いので、メール量が多い大規模企業の場合はMailgunの方が適しているかもしれません。

料金体系

Mailtrapと同様に、Postmarkの料金体系は非常に透明性が高いと言えます。隠れた費用はなく、月額100通の無料プランが利用可能です。Basicプランでは115ドルで12万5,000通のメール送信が可能です。業界最安値ではありませんが、信頼性の面では最高水準のサービスを提供しています。

また確かにPostmarkはMailgunより高価ですが、最大5台のサーバーと15以上のメール送信ストリームを提供している旨、考慮する必要があります。また45日間のメールログ保持期間が付帯されていますが、専用IPアドレスは全プランで有料アドオンとなる点に注意が必要です。

メリットとデメリット

メリット:

  • 配信到達率(デリバラビリティ)に重点を置いている
  • 詳細な追跡と分析機能
  • ユーザーフレンドリーなインターフェース
  • カスタマイズ可能なテンプレート

デメリット:

  • 他のトランザクションメールサービスに比べてコスパが劣りがち
  • 他サービスと比較してメール配信が遅い
  • 連携機能に制限あり(主要なCRMやマーケティングプラットフォームとの連携にはZapierが必要)

まとめ

念を押してお伝えいたしますが、自社のニーズを慎重に評価し、必要な機能を提供するメールサービスプロバイダーを選ぶことが重要です。

本記事で取り上げた6つの代替サービスは、現在利用可能な最良のメール配信システムです。最後までお読みいただいた皆様は、多額の費用をかけずに、十分な情報に基づいて適切なプロバイダーをお選びいただけることでしょう。ひそかに、Mailtrapを選んでいただけることを願っております。

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SMTPプロバイダー比較:トランザクションメールとマーケティングメール送信に最適な1社を選ぼう https://mailtrap.io/ja/blog/smtp-providers/ Mon, 27 Oct 2025 16:17:59 +0000 https://mailtrap.io/?p=49841 ソフトウェアエンジニアやメールマーケターの方にとってベストなプロバイダーを見つけるため、最も人気のある7つのSMTPプロバイダーを比較しました。

以下のセクションで、有力候補プロバイダーの概要、情報に基づいて適切にプロバイダーを選択する方法のメソッド、各プロバイダーの詳細なレビューをご紹介します。

さっそく見ていきましょう。

メール配信の準備はできていますか?
Mailtrapでメールを送信

主要SMTPサービスプロバイダー:概要

  • Mailtrapのメール配信システム:大規模なメール送信を行う企業に最適です。高いメール配信到達率を実現するよう設計されており、信頼性の高いSMTPと業界最高水準の分析機能を提供しています。
  • SendGrid:SMTPメール配信に加えマーケティングツールを求める大企業向け。
  • Mailgun: シンプルなSMTPサービスと充実したAPIドキュメントを求める企業向け。
  • Mailchimp Transactional Email: 既存のMailchimpユーザーが、マーケティングサービスからTransactional Email(ユーザートリガー型メール)へ機能を拡張したい場合に最適。
  • Amazon SES: コスパに優れ、完全に手動で設定すること(多くのコーディングが必要)を好む技術に精通したユーザーに最適。
  • Mailjet: メールに加え、大規模なSMSマーケティングを実施したい企業向け。
  • Postmark: ユーザー生成メールや一斉送信(バルク)メール送信のためのシンプルなSMTPサービスを望む企業向け。

以下の通り、各プロバイダーの概要を表にまとめました。それぞれのレビューを閲覧するにはリンクをクリックしてください。

SMTPプロバイダー無料プラン料金体系
Mailtrap月間3,500通月額15ドルから(1万通)
SendGrid100通/日月額15ドルから(1万5,000通)
Mailgun6,000通/月月額15ドルから(1万通)
Mailchimp1,000通/月月額12.30ドル(5,000通)
Amazon SES最初の12か月間:月間3,000通従量課金制:1,000通あたり0.10ドル + 追加料金
Mailjet月間6,000通月額17ドルから(1万5,000通)
Postmark無料トライアルのみ月額15ドルから(1万通)

*料金情報は2025年1月時点のデータを基にしています。最新の価格詳細については、各プロバイダーの公式ウェブサイトをご覧ください。

SMTPプロバイダーの比較基準

SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) プロバイダーを比較するにあたり、メールインフラ、価格、カスタマーエクスペリエンス、提供機能全体の最適なバランスを重視しました。

さらに(提供されている場合は)マーケティングプラットフォームとメール追跡オプションについても確認しています。

詳細は以下をご覧ください。

メールインフラストラクチャ

まずここでは、配信率・信頼性・拡張性についてご説明します。

配信到達率(デリバラビリティ)

メール配信到達率を重視する場合、以下が必要となります。

  • DKIM、SPF、DMARCによるメール認証
  • バウンスとスパム苦情の監視
  • リアルタイムイベント通知のためのWebhooks
  • 基本的なセグメンテーションと受信者管理のための抑制リスト
  • 大量送信者向け専用IPアドレス

注記: 上記は、送信者が信頼されており、ドメイン名がブロックリストに登録されていないことを前提としています。万が一、ブロックリストに登録されている場合は、メールが直接スパムフォルダに振り分けられるのを防ぐため、まずレピュテーションを改善する必要があります。

配信到達率や受信トレイ到達率に関しては、SMTPプロバイダーによって異なります。そこで、独立した配信率テストを実施して、下記の同一条件下でプロバイダーを比較しました。

  • 無料プラン
  • 共有IP
  • 同一メールテンプレート
  • 受信トレイ到達率モニタリングのためのシードテスト

各SMTPプロバイダーのパフォーマンスは以下の通りです。

SMTPサービスメール配信結果
Mailtrap受信トレイ: 78.8%
タブ: 4.8%
迷惑メール: 14.4%
未着: 2.0%
Amazon SES受信トレイ: 77.1%
タブ: 1.9%
迷惑メール: 20.0%
未着: 1.0%
Mailgun受信トレイ: 71.4%
タブ: 3.8%
迷惑メール: 23.8%
未着: 1.0%
SendGrid受信トレイ: 61.0%
タブ: 1.0%
迷惑メール: 17.1%
未着: 20.9%
Postmark受信トレイ: 83.3%
タブ: 1.0%
迷惑メール: 14.3%
未着: 0.9%

完全な結果と方法論については、当社のメール配信到達率比較についてのブログをご覧ください。

信頼性

(無料SMTPサーバーを使う場合でも)高い稼働率と最小限のサービス中断を保証するSMTPプロバイダーが見つけることは必須です。冗長化されたインフラストラクチャと堅牢な災害復旧メカニズムの実績があるプロバイダーを探してください。具体的には以下の要素が重要です。

  1. 複数サーバー(データセンターまたはサーバー設置場所)
  2. 単一障害点を防止しダウンタイムを最小化するストレージシステム
  3. ネットワーク冗長性(異なるプロバイダーからの冗長ネットワーク接続)
  4. 負荷分散とフェイルオーバー機構(Mailtrapの場合、SMTPメールサービスが1つ停止してしまった際にはActionMailerバランサーを使ってメールインフラをさらに強化できます。GitHubでご確認ください。)

スケーラビリティ

見込みの送信量と、成長に合わせて柔軟なプランや価格帯が提供されているかをご確認ください。例えば、Mailtrapメール配信API/SMTPのBasicプランでは月額1万通が10ドルから提供されています。そして月間10万通が必要になった場合でも、10倍の料金を支払うことなく簡単に上位プランにスケールアップできます。

料金設定

この記事で取り上げるプロバイダーを選定する上で、透明性が高く合理的な料金プランに着目しました。さらに、信頼性の高いメールインフラと機能性、および配信到達率のバランスがうまく取れているプロバイダーを見つけるようにしました。

でも、私は読者の皆さんの予算や必要としている機能はもちろん存じておりません。そのため、各プロバイダーのレビューのセクションでは、詳細な機能概要と現在の料金を提示いたします。

なお、すべてのプロバイダーが同じ料金体系を採用しているわけではない点にご注意ください。特に大量送信を行う場合や追加のメールツールが必要な際の注意事項は、本記事できちんとお伝えしますのでご留意下さい。

コンプライアンス

規制コンプライアンスは、特にフィンテック、医療、法務などの業界では必須です。SMTPプロバイダーを評価する際は、以下の主要な基準と機能を最優先で確認してください。

  • 認証:SOC 2 Type II および ISO 27001 を確認しましょう。
  • GDPR / HIPAA対応:転送中および保存時のデータ保護が確保されていることを確認しましょう。
  • 認証とアクセス制御:SPF、DKIM、DMARC、鍵のローテーション、APIキーのスコープ設定の実施状況を評価しましょう。
  • 監査可能性:詳細なメールログ、暗号化、アクセスレベル情報の追跡を確認しましょう。

参考までに、本記事でご紹介するSMTPサービスの詳細比較を実施しました。以下がその概要です。

MailtrapMailgunSendGridAmazon SESPostmark
規制コンプライアンス高い高い高い設定に依存する高い
データ居住地EU/米国EU/米国グローバル複数地域米国
監査と説明責任非常に優秀良好優良詳細良好
アクセスとユーザー制御詳細良好優良広範良好
データ管理と保持柔軟柔軟柔軟設定可能柔軟
法令遵守強固強固強固強固強固
認証ISO 27001SOC 2SOC 2, ISO多数 (AWS)SOC 2

方法論の詳細やプロバイダーの比較にご興味がある場合は、当社のSMTPプロバイダーコンプライアンス比較をご覧ください。

カスタマーサポートとユーザーエクスペリエンス

ライブチャット、メール、電話サポートなど、複数のサポートチャネルを提供するプロバイダーが理想的です。

掲示板や SNS、ソフトウェアカタログサイトにアクセスし、ご希望のサービスの有無をご確認ください。特にレビューやコメント欄をチェックして、サービス担当者がユーザーの質問や否定的なコメントにどれだけ迅速に回答しているか(または無回答か)を調べると良いでしょう。

次に、プロバイダーのドキュメントを確認します。これにより、どれほど迅速かつ容易にSMTPサービスを利用開始できるかを判断できます。また、ドキュメントはソフトウェアの複雑さやユーザー体験(UX)について理解する手掛かりにもなります。

例えばMailtrapでは、お客様に以下を提供しております。

  • 詳細な設定ガイドとトラブルシューティングガイドを含むヘルプドキュメント
  • ブログでは、実用的なコードやテンプレートを含む詳細なガイドを提供。
  • 視覚的なガイドやステップバイステップチュートリアルを掲載したYouTubeチャンネル。

トランザクションメールの送信

個人的には、プロバイダーが優秀かを判断する材料の一つは、ユーザーがトリガーするメールを送信できるオプションがあるかどうかだと考えています。さらに様々なプログラミング言語(Python、PHP、Node.jsなど)向けの強力なAPIとSDKを提供している場合、そのプロバイダーが優秀である可能性は倍増します。

この点をふまえてAPIドキュメントを確認し、すべてが適切に文書化されていることを確認しましょう。また、インターネット上で他のユーザーがサービスの配信到達率や使いやすさについてどう言っているかも調べてみます。

でもそもそも、ユーザートリガー型メールとAPIを重視すべき理由は何でしょうか?

第一の理由は、APIを利用すればアプリやサービスからのメール送信を大幅に自動化できるからです。次に、ユーザートリガー型メール(登録確認メールなど)は顧客との最初の接点の一つだからです。したがって、あらゆるメールクライアントでシームレスに動作し、ブランドイメージを向上させるものであることを確認すべきです。

さらに特に開発段階にある場合、これらを支援するツールを提供しているプロバイダーを選ぶと良いでしょう。例として、Mailtrap MCPPostmark MCPがあります。これらを使えばIDEと連携してメール送信を行ったり、ワークフローを効率化したりできます。

こうしたツールは必須ではなく比較的新しいものですが、確実に作業効率を向上させるアップデートと言えるでしょう。

マーケティングメール送信

私事ですが自分はマーケターなので、通常は自動化オプションと顧客セグメンテーション機能の有無を確認します。次に、メール作成の容易さ(例:ドラッグ&ドロップインターフェース)をチェックします。理想的には、既存のHTMLテンプレートをアップロードできることが望ましいでしょう。

顧客セグメンテーションに関しては、メールリストのインポート機能と、受信者を各メールやキャンペーンのコホートに簡単に割り当てられる方法が重要です。さらに、非アクティブな顧客、購読解除者、バウンスを簡単に削除できるツール(例:メールに一度も反応やインタラクションがないユーザーを表示するリスト管理オプションなど)があると良いでしょう。

最後に、A/Bテスト機能があれば各顧客層に最も響くメールの種類を容易に測定できるため、さらに良いでしょう。

さて、レビューに入る前に強調しておきたいのは、ほとんどのプロバイダーが基本プランでは全てのメールマーケティングサービスを提供していない点です。でもこれはごく一般的なことで、想定内と言えるでしょう。

免責事項:以下のレビューにはソフトウェアカタログの評価、価格、機能リストが含まれます。これらは執筆時点での情報で、本記事をお読みになる時点では変更されている可能性があります。

最高のSMTPプロバイダー:Mailtrapのメール配信システム

G2: 4.8 Capterra: 4.9

Mailtrapの統計概要
出典: Mailtrap

Mailtrapのメール配信システムは、大量のメール送信を行う企業向けに設計されたシステムです。高いメール配信到達率と最高水準の開発者体験に重点を置いた、信頼性の高いSMTPプロバイダーを求める開発チームに最適です。

Mailtrapは、アプリケーションとの迅速かつ容易な統合を実現する25以上の即利用可能なコードスニペットを提供しております。

配信到達率(デリバラビリティ)へのこだわりをお見せするために、GlockAppsでテストを実施したところ、当社SMTP経由のメールの93.2%が受信トレイまたはタブに到達しました(タブ行きはわずか5.8%)。

Mailtrap メール配信API/SMTP 受信トレイ到達テスト GlockApps
GlockApps: Mailtrap受信トレイ到達テスト

このような結果を見れば、Mailtrapのクライアント一覧にStackOverflow、PayPal、Atlassian、Adobeなどの企業様が含まれることもそれほど意外ではないでしょう。

料金

無料プランでは月間最大3,500通のメール送信が可能です。この無料プランは非常に充実しており、特にWebhook、メール分析、抑制管理などが含まれています。

大規模な送信を行う企業様には、最も人気の高いBusinessプランをお勧めします。月額85ドルからで、月間最大10万件の連絡先、配信率向上チームによるサポート、専用IPなどをご利用いただけます。詳細は料金ページをご確認ください。

メリットとデメリット

メリット

  • Mailtrapはセキュアな(TLS/SSL)本番環境向け信頼性の高いインフラを提供しております。
  • 長い認証フォームへの入力は不要で、システムとIPがスパム送信者から保護されるよう専門チームにより管理されています。
  • 直感的なセットアップウィザードと、様々なプロジェクトタイプに対応した明確な設定ガイドが備わっているため、アプリケーションとの統合が容易です。
  • 見やすいダッシュボード、ドリルダウンレポート、メールログによる実用的な詳細分析機能を使って、メールインフラのパフォーマンスを管理できます。
  • Mailtrapはすべてのメール配信API/SMTPプランにおいてGDPR準拠とISO 27001認証を保持しています。
  • 配信到達性(デリバラビリティ)の専門家と共に24時間365日の有人サポートを提供しており、あらゆる質問に対応可能です。
  • トランザクションメールと一斉送信(バルク)メールは別々のストリームを提供しております。
  • ClaudeCursorVSCコードエディター経由でMCPサーバーとの連携を提供しております。

デメリット

  • 現在、MailtrapはZapierやTabular emailなどのサービスとのみ連携可能ですが、今後より多くの連携機能を追加予定です。

SendGrid

G2: 4.0 Capterra: 4.2

SendGrid ダッシュボード
出典: SendGrid

SendGridは主に、様々なアプリケーションと統合可能なスケーラブルなメール配信サービスを必要とする開発者やマーケター向けに設計されており、大規模なユーザー生成メールやマーケティングメールを一つのプラットフォームで管理する企業に適しています。

ただし、設定の複雑さサポート対応の遅さについて一部のユーザーからの指摘があります。また、2段階認証が必要な場合、AuthyかSMS経由でのみ利用可能です。SMSは電話番号に紐づくため、メールインフラに適した認証方法とは言えないでしょう。

料金体系

SendGridは開発者向けとマーケター向けのプランに分かれた段階的な料金体系を提供しており、いずれにも無料プランがあります。

  • 開発者向けEssentialsプランは月額19.95ドルから。
  • マーケター向けBasicプランは月額15ドルから。

一見すると料金体系はシンプルに見えますが、実際の構造はかなり複雑で、追加販売やアドオンが数多く存在し、実際のコストが急上昇する可能性があることに注意が必要です。

例えば、開発者向けEssentialsプランでは月間10万通のメール送信が可能です。ただし、チームメンバーは1名のみで、専用IPアドレスやSSO(シングルサインオン)は利用できません。これらの機能を利用するには、月額89.95ドルのより上位プランを選択する必要があります。

メリット

  • 包括的なAPI:メールアクティビティ向けに堅牢なAPIを提供。キャンペーン最適化のための詳細な分析機能を含む。
  • スケーラビリティ: 大量のメール処理に対応。
  • 連携機能:様々なプラットフォームやアプリケーションとの連携が可能。

デメリット

  • 設定の複雑さ: (特に高度な機能を利用する場合)初期設定と統合プロセスが複雑。
  • カスタマーサポート:(特に低価格プランで)サポート対応が遅い場合がある。
  • マーケティングオートメーション: アドバンスドマーケティングプランでのみ利用可能。

SendGridの代替サービスをお探しの方は、こちらの記事をご参照ください:SendGridの代替サービス

Mailgun

G2: 4.2 Capterra: 4.3

Mailgun エンゲージメント概要ダッシュボード
出典: Mailgun エンゲージメント概要

Mailgunは、ユーザートリガー型メール用のプログラム可能なSMTPサービスを必要とする開発者向けに設計されています。また最近では、Mailgunはマーケティングサービスも提供しています。

通常、このSMTPプロバイダーは、正確な制御と詳細なインサイトをもって大量のメールを管理したい技術に精通したユーザーに好まれています。主に中小企業に適しています。

ただし、DNSレコード経由の認証プロセスがやや煩雑である点には注意が必要です。また、大量送信時の総所有コスト(TCO)を慎重に検討する必要があります。

料金体系

Mailgunは無料プランを提供しており、いくつかの階層型プランではより多くの機能が利用可能で、送信制限も高くなっています。Basicプランは月額15ドルからですが、特にチームで作業する場合は制限事項に細心の注意を払ってください。

メリット

  • 柔軟なAPI:開発者向けのAPIで、カスタム統合や自動化をサポート。
  • 高い配信率:受信トレイ到達率を向上させる高度なメール検証ツールを搭載。
  • 拡張性: パフォーマンスを損なうことなく、増加するメール要件に対応できる効果的な拡張性を備えています。

デメリット

  • 習得の難易度: プラットフォームの強力な機能は複雑なため、新規ユーザーの場合、扱いに慣れるのに時間がかかる場合があります。
  • 大量送信時の料金設定: 送信量が増えるほどコストが急上昇する可能性があり、すべての企業にとって費用対効果が高いとは限りません。
  • DNSレコード: DNSを他者と共有するオプションがありません。

その他のMailgun代替サービスについては、リンク先の記事をご参照ください。また、包括的なMailgunとSendGridの比較記事もご用意しております。リンクをクリックして記事へ移動してください。

Mailchimp Transactional Email

G2: 4.2 Capterra: 該当なし

Mailchimp Transactional Emailダッシュボード
出典: Mandrill(現Mailchimp Transactional)

MailchimpTransactional Email(旧称Mandrill)は、マーケティングメールで既にMailchimpを利用していて、かつマーケティングとユーザートリガー型コミュニケーションが統合されたツールセットを求めるユーザー向けです。

Mailchimpエコシステムにまだ投資していない企業の場合は、コストやプラットフォームの複雑さを注意深く考慮すると良いでしょう。

料金体系

MailchimpTransactional EmailはメインのMailchimpアカウントへのアドオンなので、Mailchimp有料プランの利用が必須です。料金は送信メール量に基づき、メールブロック単位で設定されています。メールブロックあたりの単価は送信量が増えるほど低下します。

価格体系は不透明ではありませんが、このブロック単位の仕組みは若干分かりにくいかもしれません。

よって、計算ツールを使って料金を見積もることをお勧めします。例えば10万通のユーザートリガー型メールを送信する場合、Mailchimpはこれを4ブロック(各20ドル)に分割するため、月額の支払いは80ドルになります。

メリット

  • 連携機能: Salesforce、Shopify、Wix、そして興味深いことにCanvaなど、複数のプラットフォームとの連携が可能です。
  • ユーザーフレンドリーなインターフェース:直感的なドラッグ&ドロップエディターと豊富な事前デザイン済みテンプレートを利用できます。
  • 機能:A/Bテスト、タイムワープ送信、詳細な分析機能などを搭載。ただしプランによる制限にご注意ください。
  • 信頼性:コンプライアンス対応機能とレピュテーションモニタリングを標準装備。

デメリット

  • コスト: メール送信量が多いユーザーの場合、高額になる可能性があります。Mailchimpのプランに加えて、トランザクションメールは追加料金が発生します。
  • 非マーケターにはあまり直感的ではない: Mailchimpとの連携性は高いものの、Mailchimpプラットフォームに不慣れなユーザーには直感的とは思えない場合があるでしょう。
  • サポートの制限:特に技術的な問題に関しては、サポートの対応が遅い、またはあまり有益ではない場合があるようです。

Mailchimp Transactionalと競合他社との比較については、リンク先の記事をご覧ください。さらに、適切な情報に基づいた判断を下すのに役立つチュートリアルを2つご紹介します。

Amazon SES

G2: 4.3 Capterra: 4.7

Amazon SES 送信者認証
出典: Amazon SES

Amazon Simple Email Service (SES) は、拡張性が高く費用対効果に優れたメール送受信ソリューションを求める開発者向けに設計されています。特に、S3やLambdaなどのAWS エコシステムを既に利用しているユーザーに適しています。

強調しておきますが、SESはAWSクラウドベースサービス内で手頃な価格の拡張性のあるメールソリューションを求める、専門のメールインフラチームを擁する技術に精通した企業のみを対象としています。また、追加のAWSサポートサービスが必要になる可能性がある点にもご留意ください。

料金体系

Amazon SESは従量課金制を採用しており、送信・受信メール数および転送データ量に基づいて課金されます。

例えば、最下位プランでは送信メール1000通あたり0.10ドルで、受信メールも同様の料金がかかります。ただし料金体系はかなり構造化されていて複雑なため、公式ページを確認した上で、自社に適しているか判断することをお勧めします。

メリット

  • コスパ:競争力のある価格設定で、特に大量送信者に有利です。
  • 高いスケーラビリティ:AWSインフラを使っているので、メール量が急増してもサービス品質を低下させることなく容易に対応可能です。
  • 柔軟な導入方法:アプリケーションからの直接送信、SES API、SMTPインターフェース、AWS SDKなど多様な送信手段を提供しています。
  • AWSとの統合性:AWSエコシステムを利用中のユーザーの場合、他のAWSサービスとの完全に連携することで機能性が増します。

デメリット

  • 設定の複雑さ: 設定と統合が複雑で、特にAWSサービスに不慣れなユーザーは難しいと感じるかもしれません。
  • 機能制限: 強力な機能を備える一方、他のメールサービスプロバイダーに見られるマーケティングツールやビジュアルメールビルダーなどのユーザーフレンドリーな機能が一部不足しています。
  • カスタマーサポート: 多くのAWSサービスと同様に、サポートは高額になる可能性があります。基本レベルのサポートだけでは足りないと感じるユーザーもいるでしょう。上位レベルのサポートを受けるには追加料金が発生します。

Amazon SESの代替サービスにご興味がある場合は、リンク先の記事をご確認ください。

Mailjet

G2: 4.0 Capterra: 4.3

Mailjet ドラッグ&ドロップ式テンプレートビルダー
出典: Mailjet

Mailjetは主にメールマーケティングキャンペーン向けに設計されており、ユーザーがトリガーするメール送信オプションを提供する、シンプルなSMTPサーバープロバイダーです。メールのデザイン、送信、追跡に共同作業ツールを必要とするチームにとって魅力的でしょう。

例えば、WordPressサイトやECサイト向けのSMTP中継サービスが必要な場合、Mailjetは良い選択肢となり得ます。ただし、スケールに伴うコスト影響や必要なカスタマイズの程度についてご留意ください。

料金体系

Mailjetの料金体系は柔軟かつ段階的で、無料プランも提供しています。無料プランにはMailjetのブランド表示が含まれるため、テスト目的でしか使えない点にご注意ください。有料のEssentialプランは月額17ドルからです。

メリット

  • ユーザーフレンドリーなインターフェース:直感的なドラッグ&ドロップ式メールエディターと共同作業ツールセットを備えているため、簡単にチームでメールキャンペーン制作に取り組めます。
  • デュアル機能性:ユーザー生成メールとマーケティングメールの両方が効果的にサポートされています。
  • EUデータコンプライアンス対応:欧州のデータ保護基準を厳格に遵守しているため、GDPR準拠を重視する企業に最適です。

デメリット

  • カスタマイズの制限: インターフェースは使いやすいものの、テンプレートのカスタマイズオプションはやや限定的と感じるかもしれません。
  • 大量送信者向け料金体系:メール送信量が増加するとコストが大幅に上昇する可能性があり、大規模企業には最適でない場合があります。

ちなみに、Mailjetの代替サービス(10選)についてもブログ記事を書きました。ぜひチェックしてみてください。

Postmark

G2: 4.6 Capterra: 4.9

出典: Postmark

Postmarkは、信頼性を損なうことなく一斉送信(バルク)メールやユーザートリガー型メールを送りたいマーケターや開発者向けです。

エンタープライズレベルのアプリケーションやWordPressサイトを運営し、即時のメール配信(注文確認、パスワードリセット、通知など)を優先したい場合、Postmarkは優れたプロバイダーです。

ただし、より包括的なマーケティングツールを必要とする場合や、予算が限られている中で大量のメールを運用する場合は、追加のソリューションやプロバイダーを検討する必要があるかもしれません。

料金体系

Postmarkは隠れた費用のないシンプルな料金体系を提供しています。無料プランは月間100通で、有料プランの料金は送信メール数に応じて段階的に設定されています。例えば、月間10万通の送信は115ドルです。

メリット

  • 高い配信率:配信レピュテーションを積極的に管理でき、配信到達率に重点を置いています。
  • 詳細な追跡機能:開封率、クリック率、配信状況などを監視できる詳細なインサイトと追跡機能を提供しています。
  • 卓越したサポート:カスタマーサポートは高品質で、必要な時に詳細かつタイムリーな支援を受けられます。

デメリット

  • 規模拡大に伴うコスト:サービス品質は高いものの、メール送信量が増加するとコストが大幅に上昇する可能性があるため、予算重視の企業には不向きな場合があります。
  • 機能セット:効率的ではあるものの、より広範なマーケティングツールや自動化機能を提供する競合他社と比較すると、機能セットは基本的なものにとどまっていると言えるでしょう。

まとめ

SMTPプロバイダーの分野において、Mailtrapは高い配信到達率(デリバラビリティ)、詳細な分析機能、安全かつ迅速な拡張性に重点を置いており、開発者にとって理想的な選択肢です。さらに、無料メールの上限は寛大です(月間最大3,500通の送信)。

自社サービスについてこのような話をすると自慢話のように聞こえるかもしれませんが、これは単なる空約束ではありません。弊社では専門家チームが日々、よくある問題なく皆様のメールを受信トレイに届けるために尽力しております。ぜひ無料プランをお試しいただき、ご期待に見合ったサービスかどうかご確認ください。

最後に補足ですが、本記事ではBrevo(旧Sendinblue)やNetcoreのPepipostなど、優れたプロバイダー数社を取り上げていない旨、ご了承ください。

なお、フィンテックのような規制業界で活動し、安全でコンプライアンスに準拠したSMTPインフラを必要としている場合は、フィンテック向けSMTPプロバイダーのガイドをぜひご確認ください。

2025年に台頭するSMTPプロバイダーについてお知りになりたい方は、これについてまとめた動画をご覧ください。

 

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Pricing [JA] https://mailtrap.io/ja/pricing/ Fri, 29 Aug 2025 11:09:04 +0000 https://mailtrap.io/?page_id=47441

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ボリューム

  • メール/日

    150

    制限なし

    制限なし

    制限なし

    1日あたりのメール送信制限。

  • メール/月

    3500

    1万通から

    10万通から

    150万通から

    1か月あたりのメール送信制限。

  • ドメイン

    1

    5

    3000

    3000

    アカウントに追加できるドメインの最大数。

  • 連絡先

    100

    最大5万件

    最大75万件

    最大250万件

    連絡先リストのメールアドレス総数。

  • 追加メール(1000通あたりの料金)

    $1

    $0.88

    $0.55

    月額の上限を超えた後の千通ごとのメールの追加料金。

メール配信API/SMTP(開発者向け)

  • API・SMTPリレー

    APIまたはSMTPを介してメールを送信。Email APIを使用すると、開発者はAPIまたは当社のSDKを介して送信できます。

  • メールログ保持期間(日数)

    3

    5

    15

    30

    詳細なメールログとイベント履歴の保存日数。検索・フィルタリング・分析を行えます。

  • メール本文保持期間(日数)

    3

    5

    7

    15

    送信済みメールの本文の保存日数。

  • ウェブフック

    ウェブフックを使うと、リアルタイムのイベントデータ(開封、クリック、バウンス、スパム、購読解除など)をお使いのエンドポイントに送信できます。

  • テンプレート

    メールテンプレートを使うと、MailtrapでHTML/テキストテンプレートを設計・編集・ホストし、APIを介して参照できます。

  • Auto BCC

    特定のドメインから送信されたメールのコピーを自動的に受け取る受信者を指定できます。

  • メールの一斉送信

    別のストリーム、SMTPまたはAPIを介して一括メールを送信できます。

  • APIアクセス

    APIを使用してメールを送信し、ユーザー、ドメイン、連絡先、メールテンプレートを管理します。

  • SDK

    MailtrapのEmail API/SMTPをプロジェクトに統合するためのツールとライブラリ。

  • メールサイズ上限

    10MB

    10MB

    最大30MB

    最大30MB

    添付ファイルを含むメールの容量上限。

キャンペーン(マーケター向け)

  • ドラッグ&ドロップ エディター

    ドラッグ&ドロップ デザイン使った、カスタム メールテンプレート用のメールビルダー。

  • コードエディター

    メールのテンプレートでHTMLやCSSを書き換えるためのインターフェース。

  • メールのテンプレート

    事前に設計されたメールレイアウトは、再利用、アップロード、または最初からカスタマイズできます。

  • スケジュール設定

    最大2週間前までのメールキャンペーンのスケジュール設定オプション。

  • リスト

    ターゲットキャンペーンを送信するために異なるメールリストで連絡先を整理できます。

  • 連絡先フィールド

    パーソナライズされたメールを送信するためのカスタム連絡先フィールド。

  • セグメント

    共通の属性、行動、カスタム基準に基づいて、連絡先リストをターゲットグループごとにセグメント化できます。

  • 自動化

    事前に定義されたトリガーやイベントに基づいて、自動化されたワークフローやアクションを設定できます。

到達率

  • SPF・DKIM・DMARC

    ドメインを追加・確認するためのDNSレコード。

  • 専用IP

    専用IPと自動IPウォームアップ機能を使い、ドメインオーソリティを自在に制御できます。

  • 自動ウォームアップ

    新しいIPアドレスの送信者のレピュテーションを高めるために、メール送信量を段階的に増やせます。

  • 抑制管理

    抑制リストをインポート、または手動で受信者を追加できます。抑制されたメールアドレスを元に戻すオプションもあります。

  • バウンスのカテゴリ分け

    最高のメール配信到達率を確保するために、Mailtrapはバウンスを分類し、業界のベストプラクティスを適用します。

  • ISPフィードバックループデータ

    統計情報をもとに20以上のISPからのスパム苦情を確認します。

  • SaaS保護

    単一のドメイン内で発生する問題からアカウント全体を保護する保護ポリシー。

追跡と分析

  • 開封率の追跡

    メール開封数のカウント。

  • クリック率の追跡

    メール内のリンクに対するユニーククリック数のカウント。

  • 配信到達性分析

    送信されたすべてのメールの統計を1つのダッシュボードで閲覧できます。特定の開封率・クリック率・直帰率などの主要な配信指標を取得しましょう。

  • 各メールボックス プロバイダーごとの統計

    個別のメールボックス プロバイダのメールパフォーマンスに関する洞察と統計。

  • HTTPSリンクブランディング

    自動生成されたHTTPSリンクとサブドメインを使って、クリック率と開封率を追跡できます。

アカウント管理

  • ユーザー管理

    アカウントのユーザーの一元管理。

  • ユーザー

    1

    3

    1000

    1000

    アカウントに登録できるチームメンバー数。

  • 2FA

    アカウントを攻撃者から守る2要素認証。

  • シングルサインオン(SSO)

    MailtrapをSSOプラットフォームに統合し、すべてのユーザーと権限を1つの場所で管理できます。

  • アクティビティログ

    Mailtrapアカウント内のユーザーアクション(ドメインの作成・変更、サンドボックスの削除など)に関する詳細情報。

セキュリティ

  • GDPR準拠

    強力な技術・セキュリティプロセスによるGDPR要件の遵守。

  • ISO 27001

    グローバル情報セキュリティ基準の遵守の認証。

  • SOC 2 タイプ2

    近日公開予定

    近日公開予定

    近日公開予定

    近日公開予定

    サービスプロバイダーのセキュリティ管理が、一貫して効果的に運用されていることを証明する監査報告書。

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制限

  • メール/月

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    Mailtrapを使ってテストし、すべてのサンドボックスで受信できるメールの最大数。

  • サンドボックス

    1

    1

    5

    50

    300

    異なる環境(開発・QA・ステージング)からのテストメッセージは個別のフォルダでキャプチャ。各サンドボックスはプロジェクト内に作成され、他のユーザーと共有できます。

  • サンドボックスのメールアドレス

    各サンドボックス専用のメールアドレス。テストプロセス中に、他のメールアカウントやアプリケーションから直接メッセージを送信するために使えます。

  • サンドボックスあたりの最大メール数

    10

    50

    200

    600

    1千

    各サンドボックスに一度に保存できるメールの総数。上限に達すると、FIFOモデルを使って自動的にクリーンアップされます。

  • 10秒あたりの送信数の上限

    1

    10

    25

    50

    150

    各サンドボックスに10秒ごとに送信できるメール数。

  • 技術情報とBcc

    SMTPトランザクションとメールヘッダーに関する詳細情報。Bccされたメールアドレスは、別のフィールドに表示されます。

  • ひと月あたりの転送メール数

    100

    500

    2,000

    10,000

    手動転送ルールと自動転送ルールを使って、許可リストに登録された受信者に送信できるメールの最大数。

  • 手動転送の受信者

    10

    25

    100

    300

    手動転送用に許可リストに登録できるメールアドレスの数。

  • API

    Mailtrap APIでは、送信が正しく機能することを確認するために、統合テストまたはロードテストを実行し、APIを介してメッセージまたはメールリストを受信できます。

  • メールのサイズ

    5MB

    7MB

    10MB

    15MB

    25MB

    添付ファイルを含む各メールメッセージの最大許容サイズ(メガバイト単位)(1MB = 1024KB)。

アカウント管理

  • ユーザー管理

    アカウントのユーザーの一元管理。

  • ユーザー

    1

    3

    5

    50

    1千

    アカウントに登録できるチームメンバー数。

  • 2FA

    アカウントを攻撃者から守る2要素認証。

  • シングルサインオン(SSO)

    MailtrapをSSOプラットフォームに統合し、すべてのユーザーと権限を1つの場所で管理できます。

セキュリティ

  • GDPR準拠

    強力な技術・セキュリティプロセスによるGDPR要件の遵守。

  • ISO 27001

    グローバル情報セキュリティ基準の遵守の認証。

  • アクティビティログ

    Mailtrapアカウント内のユーザーアクション(ドメインの作成・変更、サンドボックスの削除など)に関する詳細情報。

  • SOC 2 タイプ2

    近日公開予定

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よくある質問

  • プランの制限に達した場合どうなりますか?

    月間制限に達すると、SMTPプロトコルエラー「535 5.7.0 Monthly messages limit reached」が表示されます。メールの送信を続けるには、サブスクリプションプランをアップグレードするか、制限がリセットされる次の請求期間まで待つ必要があります。

  • メール配信API/SMTPとメールマーケティングは、別々にプランを購入する必要がありますか?

    いいえ。1つのサブスクリプションプランで、メール配信API/SMTPとメールマーケティング機能の両方をお使いいただけます。

    サブスクプランのメール送信クォータは、トランザクション、マーケティング、バルクメールに対応しています。ご利用料金はメールの種類に関係なく、メール配信数ごとに設定されています。

  • Mailtrapの送信設定に関するサポートはありますか?

    はい、Mailtrapでは、メール配信API/SMTPの設定プロセスを支援するため、さまざまなドメインプロバイダー向けの設定手順と、ヘルプセンターで利用可能なスタートガイドを提供しています。また、Mailtrapのデリバラビリティチームによる設定のサポートも利用でき、サポートチームが関連するすべての質問にお答えします。

  • 他の送信プロバイダーからの移行サポートはありますか?

    はい。Mailtrapのメール到達率(デリバラビリティ)および技術専門家は、20万通を超える量の配信者様向けに専用の移行サポートを、ビジネスニーズに合わせた戦略と併せて提供しております。小規模な送信者様向けには、円滑な移行を支援するために無料の移行ガイドを提供しております。

  • メール配信API/SMTPとメールサンドボックスの違いは何ですか?

    メールサンドボックスはダミーSMTPを使ってメールの検査とデバッグを行うためのツールで、実際の受信者にはメールを送信しないのに対し、メール配信API/SMTPとメールマーケティングサービスは顧客の受信トレイに直接メールを配信します。

  • メール配信API/SMTPとメールサンドボックスは別々に購入する必要がありますか?

    はい、メール配信API/SMTPとメールサンドボックスは別売りで、それぞれ無料プランと複数の有料オプションをご用意しております。

]]> 【初心者でも分かるメールマーケティング】 基礎からベストプラクティスまでを網羅する完全ガイド https://mailtrap.io/ja/blog/email-marketing/ Wed, 21 May 2025 09:36:24 +0000 https://mailtrap.io/?p=44904 ウェブ上にはメールマーケティングを行う際に役立つヒント、コツ、戦略、ハウツーなど、情報が溢れています。

ですので、「これ以上、ありきたりのメールマーケティングガイドが必要なのか?」と問われたら、正直に「いいえ」と答えるしかありません。だからこそ、このガイドでは冗長な情報を排除し、初心者でも理解できる、本当に実践的な知見を共有することにしました。

さあ、メールマーケティングをいかに活用できるか見ていきましょう!

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メールマーケティングとは?

メールマーケティングとは、オプトインしたオーディエンスに向けて関係構築、最新情報の共有、製品・サービス・イベントの宣伝などを目的としてメールを送信することです。

OptinMonsterによる以下の統計データが表すように、メールマーケティングには多くのメリットがあり、デジタルマーケティング戦略の基礎として多大な利益をもたらしてくれます。

  • 2024年現在、世界のメールユーザー数は45億人を超え、2027年には48億人に達すると予測されています。
  • 2023年の調査では、ユーザーの88%が1日に複数回メールをチェックし、そのうち39%は1日に3~5回チェックしていることが明らかになりました。
  • メールマーケティングは1ドルの投資に対して平均36ドルのリターンをもたらしてくれます。これは3600%のROIに相当します。
  • 消費者の約59%が、マーケティングメールが購入決定に影響を与えると回答しています。
  • 消費者の60%が、ブランドからの連絡手段としてメールを好んでいます。
  • 自動化されたメールは、自動化されていないメールに比べて320%多くの収益を生み出します。

メールマーケティングを実施するためには、大企業、中小企業、そして個人事業主は、一般的にメールキャンペーンと呼ばれる、複数の受信者に対する一連の個別メッセージを送信します。

次のセクションでは、さまざまなメールキャンペーンの種類を取り上げ、いくつかの成功事例をご紹介していきます。

メールマーケティングキャンペーンの種類(事例付き)

顧客エンゲージメント、顧客維持、ブランド認知度の向上において、4種類のメールキャンペーン(ニュースレターシーズナル(季節性)ウェルカム(歓迎)、そしてリエンゲージメント(再活性化))が基本となります。これらが重要な理由は以下の通りです。

ニュースレターキャンペーン

ニュースレターは、オーディエンスに情報を提供し、エンゲージメントを維持するための定番ツールです。ドン・サドラー氏によると、ニュースレターは「事実上あらゆるビジネスにとって最高のマーケティングツールの一つ」なのです。

というのも、企業はニュースレターを通じて、最新情報、価値あるコンテンツ、プロモーション、業界ニュースを定期的に共有し、オーディエンスとの一貫した関係を構築することができるからです。

例として、Airtableのメールニュースレターを見てみましょう。

This is an image showing an Airtable email
出典:https://reallygoodemails.com/

このニュースレターはかなり標準的なものですが、関連性の高いコンテンツ、視覚的に魅力的なデザイン、明確なCTA(Call to Action / 行動喚起)が組み込まれていて、効果的です。

またイベント告知、ガイド、顧客事例など、さまざまな種類のコンテンツが含まれており、多様なオーディエンスの関心に応えています。

多少のパーソナライズを加える余地はありますが、それでもこのニュースレターは十分に役割を果たしているといえます。

シーズナルキャンペーン

シーズナルメールは、祝祭日など特定の時期を活用して、タイムリーで関連性の高いプロモーションを提供するものです。このようなプロモーションメールキャンペーンは消費者の関心の高まりをうまく利用するものなので、一般的にエンゲージメントが高く、購買に関する切迫感の醸成、そして売上の増加につながります。

ただし、その性質上、シーズナルキャンペーンは数ヶ月前から詳細に計画する必要があります。このトピックについては、メールマーケティング専門家のタネル・ランド氏が詳しく解説しています。

例えば、スターバックスのような大企業のシーズナルキャンペーンは、優れた事例として参考になります。

This is an image showing a Starbucks email
出典:https://reallygoodemails.com/

スターバックスは、季節限定のコーヒーと同様に、季節のメールにも遊び心を取り入れているのが分かります。「チームパンプキン」対「チームアップル」というテーマは個人の好みに訴えかけ、お気に入りのフレーバーに親近感を感じるよう促し、感情的なエンゲージメントを高める効果があります。

さらにこのメールには、「自分に合った味を見つけて注文する」という明確なCTAがあり、下部のUber Eatsの割引は切迫感を生み出しています。

全体として、特に目新しさはありませんが、注目を集める堅実なシーズナルプロモーションといえます。

ウェルカムキャンペーン

ウェルカムキャンペーンは、購読者が最初に受け取るコミュニケーションなので、購読者との関係性の雰囲気を決定づける役割を果たします。初めて送るメールでは、ブランドを紹介し、購読者が何を期待できるかを共有し、温かくパーソナライズしたコンテンツを提供するのが理想的です。

加えて、心理学に基づくヒントを使って強力なウェルカムキャンペーンを作成すれば、開封率とエンゲージメントの可能性を高められるはずです。

This is an image showing a Suds email
出典:https://reallygoodemails.com/

例えばSudsのウェルカムキャンペーンメールは、魅力的なトーンとインセンティブ、明確なブランド価値を組み合わせています。

メッセージ内ではすぐに「ウェルカムトリート」として割引クーポンを提供しているので、最初の購入が促されます。

また、Suds独自のセールスポイントを強調し、製品を試すべき理由を説得力を持って新規購読者に提示しています。

リエンゲージメントキャンペーン

リエンゲージメントキャンペーンは、受信者の関心を復活させ、リストのチャーン(離脱)を減らすために不可欠です。なぜなら、CRMツールやメール自動化の助けを借りてこれらのキャンペーンを実施すると、非アクティブな購読者がブランドと再びつながるきっかけを作り出せるからです。特別オファーを提供したり、リマインドをしたりすることで、貴重な連絡先を維持し、メールリストを最大限に活用できるのです。

This is an image showing a Strava email
出典:https://reallygoodemails.com/

上のStravaのリエンゲージメントメールは、切迫感、パーソナライズ、そして明確なメリット提示の組み合わせで、ユーザーにプレミアム機能の利用を促しています。

「Become a Subscriber」(購読者になろう)という直接的なCTAで、押し付けがましくない形でオファーを強調しています。またレイアウトが分かりやすく整理されているので、見やすい魅力的なコンテンツになっています。

なお、ここで説明した4種のキャンペーンに加えて、メールマーケティングにはトランザクションメールも必須です。トランザクションメールは、うまくパーソナライズした形で顧客体験を向上させ、エンゲージメントの機会を作り出すのに最適です。

トランザクションメールについてさらに詳しく知りたい場合は、当社の専用記事をご覧ください。

メールマーケティングのメリット

ここまででメールマーケティングの定義をご説明し、いくつかの事例もご紹介してきましたが、まだ少しふに落ちないところがある場合、以下のメリットの一覧がお役に立つかもしれません。

費用対効果が高い

メールマーケティングは一般的に、広告やSEO、SMM(ソーシャルメディアマーケティング)などの他のチャネルよりも手頃な価格で実施できるので、オーディエンスにリーチする方法としては費用対効果が高いツールです。さらに、無料のDIYキャンペーンから、より高度で高コストなキャンペーンまで、さまざまなやり方があります。メールマーケティングにはこのような柔軟性があるので、ビジネスの規模にかかわらず、どんな企業でも予算に合わせて効果的なソリューションを考案できるのです。

パーソナライズが可能

パーソナライズの方法は、受信者の名前をメールに追加するという単純なことから、AIを活用した高度な戦略まで多岐にわたります。ユーザーのインタラクション、好み、行動に基づいてコンテンツが動的に調整されるハイパーパーソナライゼーションも可能です。また、共有の特性や活動パターンに基づいてオーディエンスを特定のコホートにグループ化するなど、詳細なセグメンテーションも実施可能です。

売上を促進できる 

メールマーケティングを実施すると、例えば、カゴ落ちリマインダー(ユーザーに購入を完了させるために割引を提供するフォローアップメール)を送信できるので、売上の向上につながります。また、前述のパーソナライズと詳細なセグメンテーションを有効活用して、カゴに残された特定の商品や顧客の閲覧・購入履歴に合わせてメールを調整すれば、メッセージの関連性を高め、コンバージョン(成約)の可能性も高められます。

成功度の測定が簡単 

メールマーケティングプラットフォームは通常、開封率、クリック率などアナリティクス(分析)に関する洞察を提供しているので、これらのデータを基にキャンペーンのパフォーマンスを追跡し、適宜アプローチを調整できます。

ROIが高い

1ドルあたり平均36~42ドルのROIを誇るメールマーケティングは、最も収益性の高いマーケティングチャネルの1つです。有料広告やソーシャルメディアとは異なり、メールマーケティングは既に関心を持っているオーディエンスを対象にしているため費用対効果が高く、絶えず変化するアルゴリズムへの依存度も低いツールです。

ウェブサイトへのトラフィックを生成できる

新しいコンテンツやオファーのリンクを含むメールは、既存のオーディエンスを再エンゲージし、より多くの訪問者をサイトに呼び戻すのに役立ちます。これらの訪問者は既に購読者リストに載っているのですが、特に促されない限り定期的にウェブサイトを訪れることはない場合が多いでしょう。新しいブログ記事、製品の発売、限定セールに関する最新情報を送信することで、ウェブサイトへの再訪を促せます。

既に関心のあるオーディエンスにリーチできる

EU一般データ保護規則 (GDPR)CAN-SPAM法などの規制により、メールマーケティングメッセージはオプトインした購読者にのみ送信できます。よって、既にあなたのビジネスに関心を持っている人々をターゲットにするマーケティング手法として非常に効果的です。

メールマーケティングのデメリット

上記で説明したようにメールマーケティングには多くのメリットがあります。ですが以下のデメリットも認識しておくことが重要です。

競争が激しい

メールマーケティングは非常に多くの企業が活用しているツールなので、複数の企業が同じオーディエンスにリーチし、エンゲージするために競争しています。強力なメールマーケティング戦略を持つ大手ブランドは、小規模の企業を圧倒する可能性があるため、メールマーケティングのみで特に目立った業績を上げるのは難しいのが現状です。

多くのスパム法規制を遵守しなければいけない

スパム法の遵守は必須で、すべてのメールマーケターに適用されるのですが、法規制は複雑で、地域によって内容が異なるので注意が必要です。これらの法律を遵守しないと、罰金が科されたり、メール送信が禁止されたりする可能性があります。

スパム送信者として判断されるリスクがある

キャンペーンを頻繁に送りすぎる、関連性のないコンテンツを送る、メール送信者の要件を満たさない。これらはすべて避けるべき行為です。そうでないと、迷惑メールとして判断されるので、到達率が低下し、メールマーケティングが失敗してしまう可能性があります。

購読者の疲弊

過剰にメールを送信したり、送信のタイミングが悪かったりすると、オーディエンスは不快に感じることがあり、購読解除率の上昇やエンゲージメントの低下につながります。時間が経つにつれて、ターゲットオーディエンスにリーチしづらくなるので、メールリストの有効性が下がり、メールリストの価値も下がっていくでしょう。

サイズの制限

メールサイズには制限があるので、大きな画像、添付ファイル、またはマルチメディア要素を存分にメールに組み込めない場合があります。サイズ制限を超えると、一部のメールクライアントによってメールが切り捨てられたり、送信が遅延したり、拒否されたりする可能性があります。

メールマーケティングはいつ利用すべきか?

コスパが良い方法でオーディエンスとつながり、売上を促進し、ウェブサイトのトラフィックを増やしたい企業にとって、メールマーケティングは非常に有益なツールです。ただし、大いに効果を発揮し、投資に見合う結果を生み出すには、いくつか大切なポイントがあります。

これらを入門・中級・上級レベルに分けて、以下で解説していきます。

入門レベル

  • トラフィックまたはリードの源泉
    メールマーケティングを開始する前に、まずはオプトインする準備ができているオーディエンスが必要です。これには、SEOトラフィック、SNSのフォロワー、YouTubeの視聴者など、ウェブェブサイトへの訪問につながるチャンネルが重要です。新しいリードを安定して供給してくれる源泉がなければ、メールリストは停滞してしまうので、この点はおろそかにできません。
  • 予算とリソース
    メールマーケティングは費用対効果が高いツールですが、全く費用がかからないわけではありません。DIYアプローチを取るか、代理店にアウトソーシングするか、社内チームを雇うかどうかにかかわらず、ある程度の時間とリソースは必要です。メールマーケティングを「時間とともに成長する長期的な投資」と見なすと良いでしょう。
  • 顧客維持とリエンゲージメントの機会
    既存の顧客を再エンゲージする際に、メールマーケティングは効果的です。たとえば、カゴ落ちリマインダーを送信すると、失われた売上を回復できます。同様に、SEO監査を提供した後にSEOコンテンツ戦略を提案するなど、サービスをアップセルまたはクロスセルすると、顧客のエンゲージメントの維持と収益の増加につながります。
  • 法的要件と到達率に関する要件に対応する準備を整える
    EU一般データ保護規則やCAN-SPAM法などの法的規制の遵守は、罰金を回避し、メールが受信トレイに確実に届けるために不可欠です。さらに、ドメインのウォームアップ、バウンス率の管理、クリーンなメールリストの維持は、長期的にメールの到達率を向上させる上で成功の鍵となります。

中級レベル

  • 製品ローンチや新サービスの提供
    メールマーケティングは既存のオーディエンスと直接やり取りする機会を作り出してくれるので、新製品やサービスをローンチする際に非常に有効です。たとえば、Mailtrapがメール送信テストソリューションから完全なメール配信プラットフォームへと拡大した際には、購読者ベースを対象としたターゲットを絞ったメールキャンペーン重要な役割を果たしました。
  • マーケティングチャネルの多様化に取り組む
    絶え間ないGoogleのアップデート、コストの上昇、AI搭載検索ツールなどの検索行動の進化を考慮すると、マーケティングをする上でSEOや有料広告だけに依存するのはリスクがあるでしょう。一方で、メールマーケティングはこれらの変動の影響を受けない安定した直接的なコミュニケーションチャネルを提供してくれます。

上級レベル

  • 一次的でユニークな顧客データ
    プライバシー法が厳格化するにつれて、サードパーティデータへの依存はますます困難になってきています。メールマーケティングは、オーディエンスから直接ファーストパーティデータを収集し、他のチャネルでは得られない顧客の行動や好みに関する洞察を入手する手段として優れています。

それでは、メールマーケティングを実装する際の具体的な手順について、次のセクションでご説明します。

メールマーケティングのやり方

メールマーケティングキャンペーンは非常に有効なツールですが、うまく実施するにはいくつかの手順を踏む必要があります。これから、各ステップを順番に具体的に解説していきます。

1. 明確な目標・目的を設定する

既に多くのキャンペーンを立ち上げたことがある場合でも、または経験がまったくない場合でも、明確で達成可能な目標の設定は欠かせません。初めてメールマーケティングを行う場合、初期の目標はシンプルで変更可能なものにしましょう。やり方を少し変えたりして色々と実験するのも大切なプロセスの一部なのです。

例えば、次のような基本的な目標・目的を設定します。

  • 購読者の増加(例:四半期末までに購読者1,000人を達成する)。
  • エンゲージメントの向上(例:開封率30%、クリックスルー率10%を達成する)。
  • 顧客ロイヤルティの向上(例:リピート購入の増加またはチャーンの削減)。
  • オーディエンスの好みについてさらに学ぶ(例:アンケートを通じてデータを収集したり、ユーザーの行動を追跡したりする)。

どんな目標が適切か分からない場合は、ケーススタディや競合他社のキャンペーンを見たり、オンラインコースの教材や、このConstant Contactの記事などのブログコンテンツを読んだりして、リサーチすることをお勧めします。

最後に、送信するすべてのメールから学習するよう心がけましょう。つまり、メールを送るごとにデータを収集し、適宜調整を行い、柔軟に目標達成を目指しましょう。経験を積むにつれて、より具体的な期待値を設定できるようになるので、目標設定もしやすくなるはずです。

2. オーディエンスをセグメント化し、メールリストを構築する

目標を定めたら、次のステップはターゲットオーディエンスを定義することだと言う人がほとんどでしょう。でも多くのビジネスオーナーは、理想的な顧客が誰であるかは既によく理解しているケースが多いので(たとえば、eコマースビジネスは、特定の商品を特定のオーディエンスに販売することが多く、すべての人に販売するわけではありません)、第2のステップとしてオーディエンスの定義は適切ではありません。

この段階ではターゲットオーディエンスを定義する代わりに、オーディエンスをセグメント化して、さまざまなグループの関心に合わせてメッセージを送信できるようにしましょう。

リストのセグメンテーションをする上で使える要素は、購入行動、デモグラフィック情報、地理的位置、エンゲージメント、過去のインタラクション、ライフサイクルステージなど以外にも色々あるので、よくご検討ください。

最後に、メールリストを構築するためには、ランディングページやポップアップのサインアップフォーム、SNS投稿、ダウンロード可能なリソース、あらゆる種類のリードマグネットなど、複数の方法があります。でも個人のメールアドレスを簡単に提供してくれる人は多くないので、アドレスの確保には時間と労力がかかることを心に留めておいてください。

3. メールマーケティングプラットフォームを選ぶ

メールマーケティングキャンペーンを成功させるには、オーディエンスに確実にリーチし、目標達成のサポートをしてくれるメールマーケティングプラットフォーム(メールマーケティングツール、メールマーケティングサービス、メールマーケティングシステムとも呼ばれています)が必須です。

ほとんどのプラットフォームがリスト管理、自動化、テンプレート、パフォーマンストラッキングといった類似するコア機能を提供している中、自社に最適なシステムはどうやって選べばよいのでしょうか?いくつかのシステムを試してみて、必要な機能が揃っていて、現在のワークフローと統合でき、最高のコスパのツールを見つけることをお勧めします。

プラットフォームの選択をする際には、まずはとっかかりとして、主要プラットフォームの概要を説明しているこちらのMailtrapブログ記事をぜひチェックしてみてください。

なお最近のメール送信は以前より複雑になっています。絶えず進化するフィルター、GoogleやYahooなどのプロバイダーからの制限といった課題は、受信トレイ到達率を左右するので、これらに対応できるメールマーケティングシステムを選ぶようにしましょう。各システムがこれらに対応しているかを判断するためには、ユーザレビューを確認するなどして、きちんと調査を行いましょう。

4. コンテンツやコピーを作成する

メールコンテンツの作成は、おそらく最も注意して行うべきステップです。コンテンツを通して受信者に直接語りかけ、あなたが望んでいる行動を促しましょう。

コンテンツを作成するには、オーディエンスの各セグメント向けに、メールの件名、プレビューテキスト、メールコピーを準備します。

このステップは、もちろんメールマーケティングプラットフォームを選ぶ前に行うこともできます。でも、これらのプラットフォームのほとんどが今では高度なコンテンツ作成機能を提供しているため、それを活用すれば、毎回手動でメールのテンプレートやコピーを作る必要がなくなり、作業がはるかに簡単になります。

メールコピーを作る上でサポート助けが必要な場合は、専門家たちのアドバイスをこのLinkedInの記事でご覧ください。

5. 予約して、キャンペーンを始める

キャンペーンに必要なすべての要素の準備ができたら、最後のタスクは、送信スケジュールの決定です。

送信スケジュールは非常に重要な項目です。適切にスケジュールを組めば、受信者はいつあなたからのメール連絡があるかを予想できるようになり、マーケティング活動に一貫性が生まれます。でも、スケジュール管理はあなたの頭の中だけで行うのではなく、メールマーケティングプラットフォーム上で実装する必要があります。通常、システムには予約配信機能が備わっているので、それを利用しましょう。

6. 結果を監視する

キャンペーンの結果とは、オーディエンスがあなたのマーケティングメッセージにどのように反応しているか、そして目標達成にどれだけ近づいているかで表されます。データに基づいたメールマーケティングを行い、過去のキャンペーンから学び、より効果的な将来のキャンペーンを構築するためにも、結果の振り返りはとても重要です。

前述のように、キャンペーン結果はお使いのメールマーケティングプラットフォーム内で直接入手できます。通常、開封率、クリックスルー率、コンバージョン率、ROI、バウンス率、購読解除率などのメールマーケティング指標が含まれているはずです。

もちろん他の指標を活用することも可能です。目標にどれだけ近づいているかを理解するのに役立つ情報を特定して、その情報を含んだレポートを生成しましょうすることをオススメします。

下の表で、各指標の意味、計算方法、および目標値をまとめました。

指標定義計算式目標値
開封率特定のメールマーケティングキャンペーンに属する人の内メールを開封した人の割合。メール開封率 = (開封されたメール数 / 送信されたメール総数) * 10020-30%
クリックスルー率 (CTR)メールを開封し、メッセージ内のハイパーリンク、CTA、または画像をクリックするなどのアクションを取った人の割合。CTR = (メールリンクのクリック数 / 送信されたメール数) * 1002-5%
コンバージョン率 (CVR)メール内のリンクをクリックした後、目標アクション(購入、リード獲得など)を完了した人の割合。コンバージョン率 = (メールによるコンバージョン数 / 送信されたメール数) * 10010-20%
投資収益率 (ROI)メールマーケティングキャンペーンが生み出した純利益。ROI = (キャンペーンが生み出した収益* – キャンペーン費用*) / キャンペーン費用 * 1004000% (平均)
 *純利益 = 総収益 – 総費用
*投資費用 = 当初の投資額
*キャンペーンが生み出した収益 = メールキャンペーンに起因するコンバージョンが生み出した総収益
*キャンペーン費用 = メールの作成、デザイン、送信にかかった総費用

7. テストして改善する

業界のトレンドは絶えず進化している上に、作成プロセスを完全にミスなしで終えるのは簡単ではありません。また他にもメールマーケティングキャンペーンの結果を左右しうる要因は沢山あるので、キャンペーンを完璧に成功させることは不可能といえるでしょう。ですが、これ自体は特に問題ではありません、

でもキャンペーンの成功度をできるかぎり上げるためには、キャンペーンを繰り返しテストし、改善する必要があります。

具体的には、デザイン、レイアウト、コピー、件名、プレビューテキスト、CTAなど、できるだけ多くのキャンペーン要素をテストしてみましょう。なお、最良のテスト方法はA/Bテストです。

様々なバージョンをテストし、どのバージョンが最も効果的か結果を比較してみましょう。その後、テストで得た洞察を生かしてメールを改良すれば、着実に結果の改善につながるはずです。

メールマーケティングキャンペーンの送り方

実際にキャンペーンを送信する方法についての簡単なチュートリアルを以下の通り作成しました。Mailtrapのメール配信システムを使って、手順を解説いたします。

ステップ1:サインアップし、ドメインを追加・認証する

ここをクリックしてサインアップします (GitHub、Google、Office 365、またはメールで登録できます)。それが済んだら、Mailtrapに移動し、「Sending Domains」(送信ドメイン) を選択してドメインを追加します。

Mailtrap Email Delivery Platform adding the domain menu.
出典:Mailtrapウェブアプリ

その後、DNSレコードメニューが表示されるので、Mailtrapが提供するDNSレコードをドメインプロバイダーのDNSレコードにコピー&ペーストします。通常、これはドメイン設定メニューにあり、名称はプロバイダーによって若干異なります(例:GoDaddyではManage DNS)。

ドメインプロバイダーにレコードを追加したら、Mailtrapに戻り、「Verify All」(すべて検証) ボタンをクリックして、レコードが認証されるのを待ちます。

ステップ2:連絡先リストをインポートする

Mailtrap Homeメニューの「Contacts」(連絡先) をクリックし、「Import Contacts」(連絡先をインポート) ボタンを押します。

Mailtrap Email Delivery Platform importing contacts.
出典:Mailtrapウェブアプリ Contactsメニュー

インポートの前に、メールリストを適切にサニタイズ(クレンジング)する必要があります。また、システムが正しく読み取れるように、連絡先フィールドをマッピングする必要もあります。それが完了したら、リストを保存します。

ステップ3:メールテンプレートを作成する

(このステップは任意です) Mailtrapではキャンペーン設定プロセスの一環としてメールテンプレートを作成できます。ただし、デプロイ前にテストはできないため、最初にテンプレートを作成・保存・テストするのが最善です。

「Templates」(テンプレート) メニューに移動し、「Create New Template」(新規テンプレートを作成) をクリックして、HTMLエディタまたはドラッグアンドドロップエディタを選択します。AIアシスタント機能や無料の画像ライブラリもご利用いただけるのが特徴です。

Mailtrap Email Delivery Platform email builder
出典:Mailtrapウェブアプリ メールテンプレートビルダー

完了したら、テンプレートを保存してテストします。Mailtrapでは、サインアップ時に使用したメールアドレスにテストテンプレートが送られます。

テストメールは自分自身に送信するため、差し込みタグは機能しません。より包括的なテストが必要な場合は、Mailtrapのメール送信テストの利用をご検討ください。

ステップ4:キャンペーンを作成して送信する

「Email Marketing」(メールマーケティング) メニューに移動し、「Create New Campaign」(新規キャンペーンを作成) ボタンを押します。

Mailtrap Email Delivery Platform Campaign creation menu
出典:Mailtrapウェブアプリ

ウィザードの指示に従ってキャンペーン詳細を入力し、「Continue」(続行) をクリックしてデザインステップに進みます。保存したテンプレートを選択し、パーソナライズのニーズに基づいて差し込みフィールドを追加します。

Mailtrap Email Delivery Platform email template selection menu
出典:Mailtrapウェブアプリ

次に、メールリスト(先ほどアップロードしたもの)を追加し、「Audience」(オーディエンス) メニューで選択します。

Mailtrap Email Delivery Platform Audience selection
出典:Mailtrapウェブアプリ

オーディエンスを確認したら、キャンペーンの送信準備は完了です。すぐに送信する、後で保存する、または最大2週間先の送信予約するという選択肢があります。

メールマーケティングの費用

私が知ってる限りでは、通常メールマーケティングキャンペーンの実行には必ず費用がかかります。

DIYでキャンペーンを行うことにしても、ドメインとメールホスティング料金、リスト管理、テンプレート作成、パフォーマンストラッキングのためのツールへの投資など、費用が発生します。もちろん代理店を雇うよりもコストはかかりませんが、結果を出すためには時間、労力、そしてある程度の予算が必要です。

とはいえ、少なくとも小規模なメールマーケティングを行う場合は、最小限の投資で始められるでしょう。具体的には、基本的なツールとサービスの利用は月額約20~50ドルです。ただし、メールマーケティングを社内で行うか、代理店を使うか、一部をアウトソーシングするかによって費用は大幅に異なる可能性があります。

メールマーケティングにかかる費用の一般的な内訳は次のとおりです。

  1. 社内でメールマーケティングを実施 社内でメールマーケティングを行う場合、メールマーケティングプラットフォームのサブスクリプション(リストのサイズと機能に応じて月額約20~500ドル)と、キャンペーンの作成と管理のためのマーケティングチームメンバーの時間的投資が必要です。専任のメールマーケティングスペシャリストを雇う場合は、その人の給料も加味してください。
  2. フリーランサーまたはスペシャリストにアウトソーシング  フリーランサーまたはスペシャリストと契約を結ぶと、戦略、コンテンツ、キャンペーン管理を代理店よりも安く依頼できます。目安として通常1時間あたり約25~150ドルの支払いが発生します。
  3. メールマーケティング代理店  メールマーケティング代理店は、戦略から実行までのフルサービスを提供しています。費用はニーズ、リストサイズ、キャンペーンの頻度によりけりですが、月額500ドルから5,000ドル以上となります。

推定コストを計算するには、次の式をお使いください。

総費用 = プラットフォーム費用 + (作業時間 × 時間単価) + 追加サービス費用

したがって、たとえば月額50ドルのメールプラットフォームを使用し、社内で20時間(時給30ドル)を費やし、一部のデザイン作業をアウトソーシング(200ドル)する場合、月額総費用は約850ドルになります。

影響力のあるインターネット起業家兼マーケティング専門家であるニール・パテル氏は、彼のブログ記事でメールマーケティングの費用について詳しく解説しているので、詳細についてはそちらも必ずご確認ください。

メールマーケティングの課題

しっかりとした戦略と魅力的なコンテンツがあっても、メールが購読者の受信トレイに届かなければ、すべての努力(そして費用)が無駄になってしまいます。だからこそ、優れたメール到達率の維持は、メールマーケティングにおける最大の課題であり優先事項の1つなのです。

到達率は技術的要因に左右される可能性があるため、効果的なメールキャンペーンを実行するには、それらを必ずきちんと理解しましょう。これらの要因の中で最も重要なものを以下に挙げます。

  • 迷惑メール(スパム)フィルター 迷惑メールフィルターは、不要なメールを受信トレイから排除するのに役立ちますが、正当なマーケティングメールが迷惑メールフォルダに誤って送信されてしまうこともあります。これを防ぐには、メールをパーソナライズし、リストをクリーンに保ち、セールスをうかがわせる言葉遣いを避けてください。
  • ブロックリスト  ESP(メールサービスプロバイダー)は、スパム送信の疑いがあるIPアドレスまたはドメインのブロックリストを管理しています。ブロックリストに載らないようにするには、定期的にメールリストをクリーンアップし、センダースコアを監視し、強力な送信者レピュテーションを維持するために積極的な措置を講じてください。
  • 送信者レピュテーション 送信者レピュテーションは、ISP(インターネットサービスプロバイダー)が過去のメールアクティビティに基づいて付与するスコアです。良好なレピュテーションを維持し、ブロックされたりスパム送信者として判断されたりするのを避けるには、オプトインした人にのみメールを送信しましょう。また、メールリストの購入を避け、関連性の高いコンテンツを作成しましょう。
  • リスト管理 非アクティブまたは無効なアドレスに送信すると、バウンス率が上昇し、送信者レピュテーションが損なわれてしまいます。適切にリストを管理するためには、定期的に非アクティブな購読者を削除し、無効なメールを修正し、新規購読者にはダブルオプトイン方式を使用してください。
  • 認証 SPF、DKIM、DMARCなどの認証プロトコルは、メールの信頼性を検証するのに役立ちます。到達率を向上させ、メールがなりすましとして判断されるのを防ぐためにも、これらのプロトコルが正しく設定されていることを確認しましょう。
  • コンテンツの品質とフォーマット フォーマットが不適切なメールや、リンク切れや画像破損のあるメールは、迷惑メールフィルターをトリガーしてしまい、レピュテーションの損失につながる可能性があります。最善のメールパフォーマンスを得るには、適切にフォーマットされ、さまざまなメールクライアントやデバイス向けに最適化されたメールのみを送信しましょう。
  • エンゲージメント指標 ISPはメールの関連性を判断するために開封率やクリック数などのエンゲージメント指標を監視しています。エンゲージメントを向上させ、フィルタリングではじかれたり、ブロックされたりするのを防ぐには、価値があり関連性の高いコンテンツを送るように心がけましょう。また、ぜひ効果的なセグメンテーションとパーソナライズをご活用ください。

メールマーケティングのベストプラクティス

この記事ではたくさんのトピックに触れましたが、最も重要な部分は最後に残してあります。それでは、メールマーケティングのベストプラクティスについて解説いたします。

ビジネスの種類やメールマーケティングの方法に関わらず、以下に挙げるベストプラクティスを実行すれば、キャンペーンが成功しやすくなるはずです。

  • パーソナライズを省略しない 「田中様」などと受信者の名前をメールに明記するだけでなく、各受信者の関心に合わせて調整された動的コンテンツを使い、メールをパーソナライズします。マーケティングプラットフォームにはこのプロセスを自動化する機能が搭載されているので、ぜひ利用しましょう。高度なプラットフォームなら、閲覧履歴、誕生日、購入履歴などのデータをもとにパーソナライズできるはずです。ただし、メールの関連性を真に高める場合にのみパーソナライズを使うようにしてください。
  • オーディエンスをセグメント化する オーディエンスの構築と同時に、デモグラフィック情報や場所などの基本的なデータをもとにセグメント化を始めます。セグメント化をさらに進めたい場合は、エンゲージメント、コンテンツの好み、購入履歴や閲覧行動に基づいてセグメント化します。AIツールを使うと、このプロセスが自動化されるので、より効率的かつ正確にセグメンテーションできます。
  • 件名とプレビューテキストを最適化する 件名は内容を示唆しつつも、あまり多くを明かさないようにして、全角15~25字の長さを目指します。プレビューテキストに関しては、全角20~70字が適切でしょう。また、メールクライアントによりプレビューテキストが自動生成されないようにします。独創的なテキストを作り、関連する日付やイベントを追加して、タイムリーで魅力的なテキストにします。
  • CTAを使用する 各メールに短いCTAを含め、「今すぐサインアップ」や「今すぐ始める」など直接的に行動を促すフレーズを取り入れましょう。すべてのCTAがメール全体のデザインと調和するようにしつつも、目を引く見た目のボタンまたはリンクを使って視覚的に目立つようにします。
  • メールをモバイルフレンドリーにする レスポンシブでユーザーフレンドリーな体験を提供するために、メールがデスクトップとモバイルデバイスの両方で適切に表示されるようにします。送信する前に、すべての一般的な画面サイズでメールをテストし、プレビューしましょう。
  • 「No-Reply」のアドレスを避ける トランザクション以外のメールでは、no-replyの送信者アドレスを避けましょう。購読者から貴重なフィードバックを収集するために、返信を有効にすることもご検討ください。
  • メールを送信する時間を見極める 開封率を上げるために、CoScheduleのような調査結果に基づいてメール送信のタイミングを調整します。加えて、対象のオーディエンスにとっていつの送信が最も効果的かをテスト・分析して、送信時間を決定しましょう。
  • 購読者リストを定期的にクリーンアップする IPレピュテーションを保護し、到達率を向上させるために、エンゲージしていない購読者やソフトバウンスとハードバウンスの問題を引き起こしている購読者を削除します。あるいは、非アクティブな購読者を「あまり頻繁に連絡しない」セグメントに入れるか、リエンゲージメントキャンペーンを試して彼らの関心を確認することもできます。
  • 購読解除を容易にする EU一般データ保護規則の要件に従い、購読者が購読解除オプションを簡単に見つけて使えるようにします。ボタンを明確に配置し、小さなフォントを使うなどの欺瞞的な慣行は避け、ログインやアンケートのような不要なステップは避けましょう。
  • メールのサインアップにダブルオプトインを使用する 新規購読者が本当に購読を希望していることを確認するために、サブスクリプションを開始する前に、確認リンクまたはコードを含む確認メールを送り、クリックまたは何かテキストを入力してもらうなど、確認ステップを追加します。

まとめ

この記事では、メールマーケティング初心者の皆さんの疑問にできるかぎり答えるよう最善を尽くしました。使えるすべてのメールの種類を深く掘り下げたわけではありませんが、メールマーケティングのとっかかりとして、またはさらなる調査を行う前の基礎知識の学習としてお役に立てれば幸いです。あなたのキャンペーンがうまくいくよう祈っております!

メールマーケティングが必要かどうか迷っている場合は、このトピックを詳しく扱った動画をご覧ください。

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